2026.03.10
Trip
カンボジア社員旅行
こんにちは、ディレクターの畔柳です。
今更ですが、1月に行った社員旅行の記録を。
行き先はカンボジア・シェムリアップ。3泊4日の旅でした。
今回は Leica M と PENTAXの中判フィルムカメラ(通称バケペン) を持参。
スクエアに近い方がバケペンで撮影したものです。写真を中心に、ゆるく振り返ります。
1日目。夕方にシェムリアップ到着。この日は特に予定を入れず、ホテルでゆったり。
長旅の疲れもあったので、軽く周辺を散歩して早めに休みました。
2日目。朝はたまたま最近NHKで見たキリングフィールドが近い事に気づき歩いて向かったけど、早過ぎて開いておらず。
シェムリアップ川沿いをふらふらしていると少しずつ屋台が出始め、小学校(寺院)が始まりました。
大きな犬に小突かれたり、助けてもらったり、川沿いでぼーっとしたり、病院の中に入ってみたりしました。
今回の旅は誰かに話しかけて撮れたらいいなと思いながら歩いてましたが、やはり恥ずかしくて話かけられず。
朝は空気が霞みつつ少し湿っていて、街がゆっくり起きていく感じが心地よかったです。
大通りは5時くらいになるとアンコールワットに向かうタクシーやトゥクトゥクがたくさん走っていました。
落ち葉は集めるけど回収はしないスタイル
その後は アンコール・ワット へ。
アンコール・ワットは、12世紀にクメール王朝の王スーリヤヴァルマン2世 によって建てられた巨大寺院。
当時のアンコール王朝は東南アジア最大級の都市国家で、人口は数十万人とも言われています。
巨大な水利システムと都市計画を持った、当時としてはかなり高度な文明だったそうです。
そんな文明も、15世紀ごろには徐々に衰退し、都市は放棄され、長いあいだジャングルの中に埋もれていました。
これを作った人たちは、まさか自分たちの都市がなくなるとは思っていなかっただろうなと思います。
当時の人たちの多くは、この文明が永遠に続くと思っていたのではないでしょうか。そう思ったとしても仕方がないくらい圧倒的な技巧が凝らされた建築群でした。撮るよりも見た方がいいと思い、ほぼ写真は撮らず。
バケペン撮影
昼食はプラダック村で焼き豚肉。香ばしくてシンプル、ローカルかつとても美味しく、旅のごはんとして最高でした。
3日目。この日はタ・プローム、バンテアイ・クデイ遺跡巡り。
バンテアイ・クデイでは、バケペンを見た旅行客(おそらくアジア圏の方)に
「初めて見た。ありがとう。」
と拝まれるという出来事も。めちゃくちゃ重いですが持参した甲斐がありました。
写真は弊社スタッフ木下。
ちなみにバケペン、暗い遺跡内でのピント合わせは至難の業でした。
バンテアイ・クデイにいた鶏
昼食はホテル近くに帰り、アマンサラで。
アマンサラは、1950年代に建てられた 王室の迎賓館をリノベーションした建築。
長い歴史の中で役割を変えながら、建物が生き続けているのも面白いところです。
当時のノロドム・シハヌーク国王が、
海外からの要人を迎えるために作った施設だそう。
建物自体はとても静かで端正なモダニズム建築。
街の中心部に位置していますが、外部からの視線は絶妙に遮られ、開放感がありながらプライベートのような空間が広がっていました。
設計したのはカンボジアの建築家ヴァン・モリヴァン。
独立後のカンボジアで多くの公共建築を手がけた、いわば「カンボジア近代建築の父」と呼ばれる人物です。
デザイン関係の仕事をしている事を説明しつつ、お願いしてみたら客室も快く案内いただけました。
次は泊まれたら嬉しい。
レストランから中庭を望む
夕方はみんなで トンレサップ湖クルーズ。
村の間を流れる川を20分?ほど下り、湖に到着。夕陽が湖の向こうに落ちていく景色を眺めながら、のんびりと船に揺られます。
川では地域住民が漁をしていた
中央にピンぼけで鳥がいます
最終日は近所のローカルマーケットへ。(名前は忘れてしまいました)
雑貨や食材が並び、観光地とはまた違う生活の空気があります。
短い旅でしたが、遺跡、街、食事。
いいリフレッシュになりました。
余談ですがライカMもバケペンも合焦の際には中央で像を合わせる必要があるため、構図も自ずと被写体が中央になることが多いです。
人の目も中央に合焦点がある感じがします。そういう意味ではその時見ていたものがより正確に表出しやすいカメラなのかなと思います。
ど真ん中にでかく被写体を撮影したくなる今日この頃です。
駄文失礼しました。
畔柳